『Sky Sports』は25日、「中国超級リーグの天津権健は、レスター・シティのアルジェリア代表FWイスラム・スリマニの獲得に向かっている」と報じた。

ファビオ・カンナヴァーロ監督の下で昨季2部を制覇し、中国超級リーグへの昇格を果たした天津権健。製薬系巨大企業を親会社に持っており、大きな資金力を武器に補強を進めている。

先日はゼニト・サンクトペテルブルクからベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルを獲得しており、その年俸は1800万ユーロ(およそ21.9億円)であると言われる。

他にも様々な選手と噂になってきたが、今回報じられたのがレスター・シティのイスラム・スリマニである。

昨年夏に2900万ポンド(およそ41億円)でスポルティング・リスボンから加入したスリマニは、ここまでレスターで16試合に出場して6ゴールを記録。チームが低迷する中で結果は残している。

天津権健は彼の獲得に対して3850万ポンド(およそ54.4億円)という移籍金を用意しているとのことで、今後交渉に臨んでいく可能性があるという。ただ、現状ではクラブ間の具体的な接触にまでは至っていないようだ。

なお、『Leicester Murcury』によれば、レスター・シティはこの資金で広州恒大に所属しているコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスを獲得することも検討しているという。

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