バルセロナにおける育成ピラミッドの頂点に立つバルセロナB。
先週末に行われたアルコジャノとのリーグ戦でのゴールが話題だ。
0-1で迎えた86分、ペナルティエリアのすぐ外でフリーキックを獲得すると、MFジェラール・グンバウがこの一撃!左足から繰り出されたキックはゴール左隅へ突き刺さり、劇的な形でバルセロナが同点ゴールをあげた。
殊勲のゴールをあげたグンバウはジローナの下部組織出身で、2014年にバルセロナへ移籍。身長187cmの大柄なMFで、左足の技術力は目を見張るものがある。
それだけにこれだけのゴールを決めても全く不思議ではなかったのだが、どうやらあのレジェンドからアドバイスをもらっていたようだ。
その人物とは、バルセロナで幾多の“伝説”を生んできた左足の魔術師、リヴァウド!
リヴァウドは先日バルセロナを訪れており、トップチームの選手たちのもとを訪問。ファンに仕掛けたドッキリもなかなか素敵であった。
そんなリヴァウドはバルセロナBの練習も見学していたようで、グンバウに対してキックのアドバイスをしていたという。なんだか漫画のような話である。
この練習後、グンバウは「フリーキックを蹴るのは久しぶりだった。リヴァウドにここでフリーキックの蹴り方についてアドバイスをもらう機会を持てたのは特別な機会だ。彼が私に教えてくれたことにトライして、蹴ってみようと思う」と話しており、その10日後に見事ゴールに繋げたというから凄い話だ…。