『The SUN』は4日、「中国の長春亜泰に移籍したナイジェリア代表FWオディオン・イグアロは、プレミアリーグを離れたくなかったと明かした」と報じた。

昨季の前半戦でトロイ・ディーニーとコンビを組んで大ブレイクを果たしたイグアロ。しかしその後調子を崩し、今季はワトフォードでの立場は急落していた。

エンバイ・ニアングの獲得によって5番手にまで降格した彼は、今冬クラブを離れることになり、移籍金2000万ポンド(およそ27.7億円)で中国へ移籍した。

アジアに活躍の場を移すことになった彼は以下のように話し、お金よりもプレミアリーグと家族を重視したかったとこぼした。

オディオン・イグアロ

「選択肢がやってきた時、僕の最優先事項はイングランドに残ることだった。

WBAが接近していたが、ワトフォードはそこに行かせないようにしたんだ。

クリスタル・パレスについてもそうだった。彼らも強い関心を見せてくれたが、ワトフォードの要求はそれを遠ざけた。

ワトフォードが求めるものを与えられるのは中国だけだった。サッカーはビジネスであるということはわかっている。彼らは利益を得るために売り買いをするんだ。

個人的なレベルで言えば、良いお金にはなる。しかし、どちらを選べと言われれば、プレミアリーグに残りたかった。

家族がそこにいる。子供も学校に通っている。そこに友人がいる。落ち着いた時間があった。それを保つことは容易ではない。

しかし、我々に何ができるというのか?人生は続いていくものだ。

僕はプレミアリーグに残りたかったし、そこでプレーしたかった。まだオファーは来るだろうと信じていたんだけどね。

お金はプレミアリーグよりも大きい。それは今もらっているものの3倍近い。僕はそれにも興味はなかったが、今季はレギュラーとしてプレーできていなかった。不満もあった。27歳だから、毎週末プレーしたいんだ」

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名