フットボールの王国と呼ばれるブラジルに対し、イングランドはフットボールの母国と言われる。
このほど行われたイングランド3部リーグの試合が物凄い観客数を記録していた。シェフィールド・ユナイテッド対スカンソープ・ユナイテッド戦に、なんと27,980人が駆けつけたのだ。
Today's official attendance at BDTBL is 27,980 including 2,850 visitors from @SUFCOfficial. Unbelievable support 👏🏻👏🏻👏🏻 #twitterblades pic.twitter.com/mqRKe9vhSd
— Sheffield United (@SUFC_tweets) 2017年2月18日
シェフィールド・ユナイテッドはイングランドを代表する古豪クラブだが、3部の試合におよそ3万人が詰めかけるとはすごい…。
ただ、この試合は単なる一戦ではなかった。シェフィールドは3部首位、一方のスカンソープは2位。現地メディア『Yorkshirepost』も「今季最大の試合」と伝えており、頂上決戦だったのだ。
シェフィールドDFクリス・バシャムもこう意気込みを述べていた。
クリス・バシャム(シェフィールド・ユナイテッドDF)
「僕にとってブラモール・レーン(シェフィールドのホームスタジアム)での最大の試合のひとつになるのは間違いないだろうね。
僕らは首位で、彼らは2位だ。本当に面白い対決になるね。
なんとしてでもやり抜かなければならない試合のひとつさ」
また、シェフィールドのクリス・ワイルダー監督も「単なる勝ち点3ではない。ビッグゲームだ」と語っていた。
そんな頂上決戦では、スカンソープ側に退場者が出たものの、1-1の引き分けで終了。この結果、両者の勝ち点差は5ポイントのままとなった(スカンソープは消化試合数が1つ少ない)。