いよいよ開幕する2017シーズンの明治安田生命J1リーグ。Qoly編集部も他メディアの例に漏れず、今季の順位予想をやってみた。
それがこちら。ドン!
編集部からひと言
編集部K
2ケタ得点を奪えるであろうストライカーがいるチームを上位に、やや信頼性に欠けるチームを中位に、ちょっと当たるか当たらないかわからんな…当たらないほうが5割以上かな…というクラブを下位にした。
FWの層が厚い神戸、鹿島、柏、浦和らは不調の時期でもそれなりに一貫性のある攻撃力を発揮できるはず。その点で川崎から大宮あたりまではひとり抜けると厳しくない?という感を含めて中位に。広島はウタカがいないことを考えての順位だ。守りがありながらも点が取れる今の鹿島の安定感は長期戦にこそ力を発揮すると思うのだが……単に彼らを優勝にしてもつまらない。充実した陣容を持つネルシーニョのヴィッセルに期待したいところだ。ここだけがややボーナス的である。
編集部I
チームの完成度でいえば、浦和と鹿島が抜けているイメージ。ともにACLでも勝ち進みそうだが、鹿島が昨季終盤にも見せた“らしさ”で今季も勝つと予想。
編集部S
戦力的に考えると優勝候補は鹿島だが、そこは「何が起きるか分からない」Jリーグ。鹿島の優勝はあえて外し、ミシャ政権6シーズン目での悲願を予想した。
編集部O
優勝は鹿島。レオ・シルバの加入が大きすぎる!
編集部Q
浦和レッズが今シーズンこそ優勝すると予想。昨シーズンに続き、ゼロックスでも鹿島に敗戦。もう2位はいらない。ゼロックスをはじめ、プレシーズンマッチでは相変わらず守備面に不安を抱え、失点数は多い。一方で、シーズン中にミハイロ・ペトロヴィッチ監督の戦術が浸透し守備面での改善が見られれば圧倒的な優勝もありえるだろう。戦力はやはり厚く、昨年積み上げた勝ち点は74。この数字は鹿島より15多いものだった。1シーズン制に戻る今季は勝ち点の積み上げる力が大事。開幕戦の横浜F・マリノス戦で良いスタートをきれれば早いうちの優勝決定もありえるだろう。
編集部H
1シーズン制に戻ったことで再びボールを丁寧に繋ぐチームが優勢となるだろう。そうなると浦和、川崎、広島、ガンバ、FC東京あたりが挙げられるが、この中で層の厚さは浦和とFC東京が抜けており、完成度の点で浦和が一歩先を行っている。広島は新助っ人のフェリペ・シウバ次第だが現時点でドウグラスやウタカのような得点源が不在、川崎も大久保が抜けた穴は大きく、ガンバもややパンチに欠ける印象は否めない。鹿島が大崩れすることを予想するのは難しいが、彼らの戦いはカップ戦向き。ACLを獲ってほしい。
まとめ
注目の鹿島は2人が優勝を予想したが、これを上回ったのが浦和の3人。唯一編集部Kだけが、神戸のJ1初制覇を大胆予想した。広島も全体的に高い順位となっているが、1シーズン制に戻り、長丁場での戦いを得意とするチームが上位に名を連ねた形だ。
下位を覗くと、6人全員が札幌の降格を予想。仙台も4人が降格圏内に含めているが、これは石原が怪我がちで平山、クリスランといったFW陣が未知数であることが理由のようだ。また、今年J1に返り咲いた清水を3人が降格と予想したのは興味深い点であろう。
札幌、仙台のサポーターは腹立たしいところであろうが、こういった予想は外れれば外れるほど面白いシーズンであるといえる。下剋上上等、われわれ編集部が「大変申し訳ありませんでした」と企業の謝罪会見ばりに頭を下げるような、そんな激熱な展開をぜひ期待したい。
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