『Daily Mail』は25日、「リーグ・ワン(イングランド3部)のブラッドフォード・シティは、来季のチケット価格を発表した」と報じた。

ブラッドフォード・シティは現在3部で6位につけており、13試合を残して昇格プレーオフ出場圏内を守っている。

しかし2部に昇格する可能性を残しながらも、来季のチケット価格を値上げすることはせず、継続して手頃な価格で提供することを決めた。

その価格は、一般大人であれば年間149ポンド(およそ2万800円)、11歳未満の子供はわずか5ポンド(およそ700円)というものだ。

これは2部で最も安いカテゴリのシーズンチケットを179ポンド(およそ2万5000円)で売っているハダーズフィールド・タウンを大きく上回るお手頃なもの。

なお、プレミアリーグで最安なのがハル・シティで、最も手頃なカテゴリが252ポンド(およそ3万5000円)。

逆に最も高額になっているのがアーセナルで、最も手頃なシーズンチケットでも1014ポンド(およそ14万1500円)となっている。

ジェームズ・メイソン(ブラッドフォード・シティCEO)

「価格を維持することは、世界中のサッカーに対して巨大な声明になる。試合は手頃な額で観戦できるべきであると。

より高いディヴィジョンのリーグでは、チケット値上げという魅了がある。しかし、家族がともにサッカーを見られることがファンベースを成長させていくと信じている。私はブラッドフォードの人間だ。このクラブで働けていることを誇りに思う。

来季2部に上がっても、あるいは3部に残っても、サポーターは同じ価格で観戦できる。今季もまだまだ多くの試合があるが、これは興奮すべきニュースだよ。大人でも1試合6.5ポンド(およそ910円)以下で見られるんだ!」

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介