『JOE』は25日、「監督交代を行ったレスター・シティの中に、反ラニエリ派の選手やスタッフが存在した」と報じた。

昨季プレミアリーグで驚きの優勝を果たしたレスターであるが、今季は一転苦しい戦いとなり、残留争いに巻き込まれることになった。

最終的にはラニエリ監督が先日解任されることとなり、指揮官不在の状態で迎える月曜日のリヴァプール戦で敗北すれば、降格圏から浮上できない。

しかし報告によれば、レスターの一部の選手たちはラニエリ監督の解雇を悲しんではいないという。

ラニエリ氏に近い記者のガブリエル・マルコッティが『Times』に寄稿した記事によれば、監督とアシスタントのクレイグ・シェイクスピア(現暫定監督)との間に確執があったというのだ。

ナイジェル・ピアソン体制からチームを指導していたシェイクスピア氏は、ラニエリ監督が連れてきたスタッフらに反感を持っており、緊張が続いていたとのこと。

また、マフレズやカンテを発掘してきた敏腕スカウトのスティーヴ・ウォルシュがエヴァートンへ去ったことに対し、一方のラニエリ監督も不満を募らせていたようだ。

そして、さらに一部の選手たちもラニエリ監督の戦術や練習、食事制限などに不満を抱いていたとのことで、それらの関係の崩壊が解任を招いたとのことである。

なお、カスパー・シュマイケルはインタビューにおいてラニエリ監督への感謝を口にし、一部の選手が解任を求めてオーナーに直訴したという噂については否定している。

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