『L’Equipe』は26日、「パリ・サンジェルマンは、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアを中国に売ろうとしていた」と報じた。
今季、前半戦であまりいい活躍を見せることができなかったディ・マリア。ウナイ・エメリ新体制の下で出遅れ、ベンチに座る機会も多くなっていた。
記事によれば、12月にパリ・サンジェルマンがモンペリエに3-0で敗れたあと、クラブのスポーツマネジメントチームがディ・マリアの中国移籍の話を流していたという。
また、その判断はすでにウナイ・エメリ監督の支持も受けており、中国への放出の話は実際に進んでいたというのだ。
しかし、その一方でディ・マリア本人は、クラブの行動を聞いて「あまりにも無礼だ」と思ったという。
そして、中国への移籍を断固拒否した彼は調子を上げ始め、先日行われたバルセロナ戦では快勝に大きく貢献。本当のディ・マリアがようやく戻ってきたと大きく評価され、リーグ戦で一貫性がないウナイ・エメリ監督を救うことにもなった。
以前からトップレベルでのプレーを続けたいと宣言しているディ・マリア。踏ん張りどころで結果を残し、評価を一変させてくるところは、流石に一流である。