『WA Today』は13日、「メルボルン・ヴィクトリーのオーストラリア代表MFオリヴァー・ボザニッチは、Jリーグへと移籍する」と報じた。

オリヴァー・ジョン・ボザニッチは1989年生まれの28歳。ニューサウスウェールズの育成組織出身だが、ユース時代にイングランドに渡ってレディングに所属していた経験があるMFだ。

その後2010年に一度帰国するが、さらにスイスのルツェルンへと移籍し、2015年までプレーした。現在はAリーグの強豪メルボルン・ヴィクトリーに所属している。

オーストラリア代表でも2014年ワールドカップのメンバーに選出された実績を持ち、ロンドン五輪にもキャプテンとして参加したことがある。中盤の様々なポジションをこなせる左利きのチャンスメイカーで、ユーティリティ性とキックの精度が魅力だ。

彼は先週末の土曜日に行われたパース・グローリー戦で起用されておらず、何らかの動きがあるのではないかと言われていた。

記事によれば、彼は現在Jリーグへの移籍に向けて動いているとのことである。交渉しているのはヴァンフォーレ甲府なのではないかと推測されているようだ。

なお、ボザニッチはメルボルン・ヴィクトリーでマーキー・プレイヤー契約(サラリーキャップの給与制限に該当しない特別枠)を結んでいる選手である。

クラブ側はボザニッチを放出することによって、オーストラリア代表FWジェームズ・トロイージをマーキー・プレイヤー契約に昇格しようという考えがあるとのことだ。

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