15日に開幕した2017年シーズンのJリーグYBCルヴァンカップ。

日立柏サッカー場で行われた柏レイソル対清水エスパルスの試合では、キックオフから140秒ほどで目の覚めるようなスーパーゴールが飛び出した!

3分、新加入のDF小池龍太が右サイドを駆け上がってクロスを送ると、清水DF飯田貴敬がこれをクリア。

するとここに走り込んだ手塚康平がゴールまで25mほどの距離からダイレクトで合わせ、右サイドのゴールネットを揺らした。

手塚は1996年4月6日生まれの20歳。

中学生の頃から柏のアカデミーで育ち高校3年時には2種登録選手になるも、2015年からはチームを離れニュージーランドのセミプロクラブでプレーしたという経歴の持ち主だ。

この日がトップチームでのデビューマッチとなったが、キックオフから早々に挨拶代わりの一撃をお見舞いした形だ。2001-02シーズンのCL決勝でジネディーヌ・ジダンが決めた“天井ボレー”のように鮮やかなボレーだった。

ゲームは手塚のゴールが決勝点となり、1-0で柏が勝利。

試合後、柏の下平隆宏監督は「まずは絶対に初戦は勝っていくこと、その上で戦うことと走ることをシンプルに徹底してやっていこうという中で、本当に良い前半を迎えた」とコメント。

「手塚が素晴らしいゴールを決めて、本当に前半の45分は良い流れの中で終わることができました」と述べ、ユース時代の教え子を褒めちぎった。

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