UEFAチャンピオンズリーグでマンチェスター・シティを撃破したモナコは、いま最もホットなチームのひとつだろう。

ここでは、『Squawka』が伝えていた「ワールドクラスになるであろうモナコの5選手」の顔触れを見てみよう。

トマ・レマール/左WG/21歳/フランス

1部昇格を果たした当時のカーンで、現チェルシーのエンゴロ・カンテと同僚だったレマール。10代だった彼はレギュラーではなかったが、モナコに獲得を決断させるに十分な才能を見せていた。

その後、瞬く間にリーグアンのスターのひとりに。ボールを持った彼はパワフルなランナーであり、最終局面でのクオリティも申し分ない。リーグアンとCLで9ゴール・6アシストをマークしているのだ。

また、48回中33回のドリブル突破を成功させており、テクニックだけでなくプレーは成熟している。40回中16度のチャンスをピッチ中央でクリエイトしており、単なるウィンガーに留まらないことが分かるだろう。さらに、シュート12本中7本を枠内に飛ばしており、決定力と自信を兼ね備えている。

この18か月間の成長は目覚ましく、今季がリーグアンでのラストシーズンになる可能性も…。

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