『Football London』は30日、「元アーセナルのGKデイヴィッド・シーマンは、クラブが決断を下すべきだと語った」と報じた。
今季もタイトル獲得を逃し、契約満了が近づくアーセン・ヴェンゲル監督の去就も定かでないアーセナル。その周辺には多くの噂が飛び交っている。
クラブはヴェンゲル監督に2年の契約更新を打診していると言われるが、その動きはまだ具体的なものになっておらず、シーズン終了が近づいてきた。
かつてアーセナルで長くゴールマウスを守ってきたデイヴィッド・シーマンは、クラブの現状について以下のように話し、早くフロントが決断を下すべきだと批判した。
デイヴィッド・シーマン
「この状況はとにかく整理しなければならないものだよ。
ヴェンゲル監督が残るつもりなのかどうか、サンチェスに何が起こっているのか、新しい契約にサインするつもりなのかどうか。それらを知る必要がある。
現時点での不満は、それらが全て宙に浮いてしまっていることだよ。
私はいつもアーセナルのファンだ。これからもずっと。しかし、この道がクラブにとって最高の選択なのかどうかは、疑問を持っている。
自分があそこにいた時には、変化が起こることはほぼあり得なかった。
しかし今のアーセンの状況は、大きな何らかの変化が必要な時期に来ている。もし彼がこれから2年間チームに残るのならば、大きな改革が必要だ。
クラブは現時点で決断をする必要があるよ。それはフロントに依存しているものだ。アーセンに決断を任せるのは間違っている。
もし彼らがアーセンを退任させることを考えているのならば、早く公にすべきだよ」