永井義文(ながいよしふみ)
2016-17シーズンに二冠を達成した、フットサルチーム、シュライカー大阪に所属する背番号8。セレッソ大阪U-18出身で、高校三年時にはJリーグのサテライトリーグにも出場。その後、びわこ成蹊スポーツ大学を経て、サッカーからフットサルへ転向。2009年にシュライカー大阪のトップチームに加入し、2010年には日本代表にも初招集された。2014-15シーズンにはイタリア・セリエA2のASDフットサル・イソラに移籍し、海外の地でも活躍。2015年にシュライカー大阪に復帰し、現在に至る。また、2015年からは、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの所属となり、様々なメディアやイベントにも出演。そのフィールドをフットサル以外にも広げている。
Twitter: @nagai8
Instagram: nagai_yoshifumi
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Qoly(以下Q):この度は密着取材させて頂きありがとうございます。プライベートでは・・・ですが、改めてよろしくお願いします!
永井義文(以下永):なんか変な感じですね(笑)こちらこそ、改めてよろしくお願いします!
Q:まずは、やはり、今季のFリーグ制覇、そして、二冠達成についてお聞きします。今回の優勝の要因はどこにあったと感じますか?
永:個人的には、これまでの積み重ねがようやく実ったのだと思っています。シュライカーは、とにかく、環境の整備に力を入れてきました。選手の待遇面はもちろんのこと、クラブの運営体制もそうです。選手だけではなく、皆が活躍しやすいクラブ作りを目指した結果、それが優勝に繋がったのかなと。
Q:Fリーグ全体の課題として、プロフェッショナルな組織作りが求められる中、シュライカー大阪は地道にその答えに向かって進んできたということですね。もう少し現場の視点に立ってみるといかがでしょう?
永:日本フットサル界を牽引されてきた木暮賢一郎監督が2014年に就任されてから、「ここから3年で優勝できるチームを作っていこう」という雰囲気がありましたね。そして、実際、ヴィニシウスだけではなく、アルトゥールやチアゴら能力の高いブラジル選手たちが集まり、チーム力が上がっていきました。また、日本人選手たちにも「彼らがプレーしやすいように汗をかこう」みたいな意識が出てきたことも大きかったですね。そういう色々なところが合わさって、優勝できるチームになったんだと思います。
【XEBIO Fリーグプレーオフ ファイナル第2ラウンド】
次は全日本フットサル選手権!
取れるタイトルは全て取る!
応援よろしくお願いします。#シュライカー大阪#プレーオフファイナル#ForeverShriker pic.twitter.com/xJ2HK7F2Pb
— シュライカー大阪 (@shriker_osaka) 2017年3月4日
Q:永井選手と言えば、※イタリアのフットサルプロチームに所属したことが取上げられることも多い思いますが、Fリーグに戻ってきてからも活きている部分はありますか?
※2014-15シーズンにFUTSAL ISOLAでプレー。リーグ戦では14試合出場10得点、カップ戦でも2試合出場2得点という結果を残した。
永:プレースタイルは変わりましたね。昔の自分はけっこう"ゴリゴリ”いくタイプでした。相手を背負ってもフィジカルで勝負することが多かったんです。でも、イタリアで自分よりも明らかに体が強い選手ばかりと対戦することになり、「こりゃ、通じないな」と。で、そこからは、"ゴリゴリ”を捨てて、"ゴリ、シュッ、シュッ"に変えました(笑)
Q:"ゴリ、シュッ、シュッ”ですか?(笑)
永:はい、"ゴリ、シュッ、シュッ"です(笑)力任せにいくのではなく、キレで勝負していく感じですね。外国の選手って細かい動きへの対応はけっこう苦手だったりするので。
Q:そのプレースタイルは日本に戻ってからも?
永:今は使い分けています。対戦相手に合わせてプレースタイルを変えているというか。試合前から『今日はこれでいこう』みたいに考えています。
Q:そう言えば、プレースタイルではなく、最近は、ライフスタイルも変わりましたよね?
永:娘のことですか?ありがとうございます!これで、個人的に今季は三冠になりました(笑)三冠を達成した人間はシュライカーの中で僕だけでしょう(笑)
第一子誕生のお知らせ
「この度、第一子となる長女が誕生してくれました。無事に出産してくれた妻と元気に生まれてきてくれた娘に感謝し、これからも温かい家庭を築いていきます。」
シュライカー大阪
永井義文https://t.co/mgRblnH1fK
— 永井 義文 (シュライカー大阪#8) (@nagai8) 2017年3月30日
Q:三冠達成後、何か意識面でも変わったことはありますか?
永:意識というか、出産という大きなハードルを妻と乗り越えられたことは大きかったですね。この大イベントで夫婦の絆がより深まったというか。娘については、「ただ、ただ、本当に、本当に可愛い!」っていう感覚ですかね。
Q:幸せ一杯のコメントをありがとうございます!