『Guardian』など各メディアは、「イングランド・プレミアリーグのリヴァプールは、違法なユース選手獲得による罰則を受けた」と報じた。

当該の事件は昨年9月に発生したもの。ストーク・シティに所属していた11歳の選手が、リヴァプールへと移籍した取引である。

これらの問題が発覚した原因は、リヴァプール側が選手の獲得の際に私立学校の学費を支払うという条件を申請し、プレミアリーグ側がそれを認可しなかったことだ。

その調査の過程において、リヴァプールがストーク・シティに所属している状態の選手、およびその家族に定期的な接触、資金の援助、試合への招待などを行っていたことが判明した。

これはプレミアリーグの規則に違反する行為であり、それを指摘されたリヴァプールはその罪を認めた。

それにより、リヴァプールには10万ポンド(およそ1368万円)の罰金が科される他、アカデミーの選手を他クラブから獲得することが2年間禁止される。なお、2年目は保護観察となり、さらに違反を繰り返した場合延長されるとのこと。

これはアカデミーの選手に限るため、最初からプロ選手として獲得する場合には問題とならない。

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