『The SUN』は14日、「クリスタル・パレス監督のサム・アラダイス氏は、孫のリチャードがマンチェスター・ユナイテッドを退団したことを喜んだ」と報じた。
「ビッグ・サム」と呼ばれるアラダイス監督。息子のクレイグ・サム・アラダイスが元サッカー選手であることは有名である。
しかし、さらに孫のリチャード・サム・アラダイス(現在16歳)もサッカーをやっており、マンチェスター・ユナイテッドのアカデミーで8年間育成されてきた選手だ。
だがトップチームに上がることはできずに放出され、先日リーグ・ワン(3部)のベリーと契約することが決まった。
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Sam Allardyce accepts 2 season scholarship with #BuryFCYouth
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— Bury FC Youth (@buryfcyouthdept) 2017年4月4日
祖父のサム・アラダイス氏は孫のリチャードについて以下のように話すとともに、今のシステムは若手育成に害であると指摘したという。
サム・アラダイス
「私の孫はマンチェスター・ユナイテッドから放出されたばかりだ。彼にとっては残念なことだろうが、キャリアにとっては素晴らしい事実だ。なぜなら、ベリーと契約したからね。もし彼が十分に良くなれば、トップチームでプレーするだろう。
このような方向性は変えなければならないよ。どんなチームにも、14歳の選手を盗みだすようなマネをさせるべきではない。
そういうものは取り除くべきだ。14歳の選手がクリスタル・パレスからマンチェスター・シティやチェルシーに行くべきではない。なぜなら、彼らはもう過積載の状態だからだ。
そして、チェルシーは30名以上の選手をローンに出している。シティは24名だ。
若い選手は、地元のクラブを去っていく。彼らが成長でき、プレーできるチャンスが得られる場所をね。
もしビッグクラブが獲得するとすれば、少なくともその準備ができていると言えるタイミングであるべきだ。
しかし今の状況はどうだ。彼らはシティやユナイテッドへ行って脚光を浴びる。
チームに残れば、より早くファーストチームに入ることができるし、十分にいい選手ならばトップに立てる。それはより良い方法であるはずだ」