優勝プレーオフのズルテ=ワレヘム戦で、またしてもゴールをあげたヘントFW久保裕也。

これで移籍後の成績は12試合8得点となり、今シーズンにあげたゴール数はヤングボーイズ時代のものと合わせ大台の「20」となった。

その内訳は以下の通り。

スイス1部リーグ:14試合5得点
スイスカップ:3試合5得点
CL予選:4試合2得点
EL:4試合0得点
ベルギー1部リーグ:7試合5得点
ベルギー1部優勝プレーオフ:5試合3得点

合計:37試合20得点

37試合20得点という成績は立派であり、リオ五輪の欠場という悔しさをこうした形で晴らしているという点はまさにプロフェッショナルの鑑と言えるだろう。

さて、そんな久保について各メディアは「日本人初の欧州1部シーズン20ゴール達成」といった文言を用い、センセーショナルに取り上げた。

久保の偉業は確かに素晴らしいものだが、実はこの情報は正確でない。欧州1部リーグで20ゴールを達成した選手は、過去に存在したのだ。

その一人が、エストニア1部リーグで長くプレーするMF和久井秀俊だ。