『BeIN Sports』は26日、ナポリの会長を務めるアウレリオ・デ・ラウレンティス氏のインタビューを伝えた。
昨年夏にゴンサロ・イグアインを失いながらも、ドリース・メルテンスをブレイクさせて得点力を維持し、今季も上位争いを繰り広げているナポリ。
しかし、今夏もそのメルテンスに加え、マウリツィオ・サリ監督やカリドゥ・クリバリ、ファウジ・グラムなど多くの人材に流出の噂がある。
デ・ラウレンティス会長は以下のように動きを明かすと共に、イグアインについては相変わらず厳しい言葉をぶつけた。
アウレリオ・デ・ラウレンティス
(マウリツィオ・サリ監督は留任する?)
「間違いない。彼はナポリと複数年の契約を結んでいるのだ。
契約解除条項は800万ユーロ(およそ9.6億円)だ。しかし、それは来季終了後のみ有効である。彼を開放させるのは安くないよ」
(妻がナポリに馴染んでいないというドリース・メルテンスについて?)
「私は、彼はナポリに残りたがっていると思うよ。しかし、それを妻に尋ねなければならないね。
もしメルテンスが解決策を見出すことができれば、ここに残ることに疑問の余地はない。そして、我々も諸手を挙げて歓迎しよう」
(カリドゥ・クリバリについて)
「彼については、チェルシーが5500万ユーロ(およそ66.3億円)のオファーをしてきた。しかし、私はアントニオ・コンテに対して『代わりがいないと彼は売れない』と言った」
(ユヴェントスに行ったイグアインについて)
「彼がファンの前で私を指差したことによって、移籍を正当化したと思う人もいるだろう。しかし、ナポリのファンはバカではない。
最大のライバルであるユヴェントスに行くため、世界の目の前で自身を捧げたチームを裏切った。そのような背信行為は誰もするべきではない。
あれは品格の失墜であり、彼とも、彼の兄弟とも無関係だ。イグアインは小さな男であることを露呈したのだよ」