サッカーの世界において左利きの選手は貴重な存在である。

そのため左利きのプレーヤーを重宝する指導者も存在し、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は丸山祐市を招集した際に「左利きっていうのも良いですね」と話したこともある。そうした希少性から、私たちはレフティーの選手にロマンを感じるのかもしれない。

そこで今回は、J1に在籍する左足のスペシャリストを10人選んでみることにした。前編と後編の二回に分け、「最強の左足」を持つ選手をご紹介しよう。

1. 太田 宏介

所属クラブ:FC東京
生年月日:1987/07/23 (29歳)
ポジション:DF

※03:30から

コメント:

J屈指の左足の持ち主。「高校時代からすでにズバ抜けていた」という精度は、プロ入り後にさらに磨きがかかった。鋭く曲がるクロスは実にいやらしく、相手にとって厄介極まりない。DFながらシーズン二桁のアシストを記録したこともあり、そこからも精度の高さが窺える。また、フリーキックも武器としており、J復帰後初ゴールも曲がり落ちる一撃だった。

選出者:編集部I