『Independent』は17日、「アーセナルのFWアレクシス・サンチェスは、サポーターの抗議活動について語った」と報じた。
今季はなかなか調子が上がらず、チャンピオンズリーグ出場権を獲得できない可能性が高まっているアーセナル。
チームを率いているアーセン・ヴェンゲル監督に対してはサポーターから激しい抗議活動が繰り広げられており、様々なところで『Wenger Out』(ヴェンゲル、出て行け)というプラカードが掲げられている。
アレクシス・サンチェスはこれらの抗議について以下のように話し、サポーターの要求は当然であると語った。
アレクシス・サンチェス
(ヴェンゲル監督には退任を求める動きがあるね?)
「これは当然のことだよ。あらゆるチームは、常にもっと選手を買っているからね。僕はそう思う。
バルセロナ、レアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘン。彼らはいつもどんどん選手を買っている。
そして、そうすることでより多くのオプションを手に入れることが出来る。毎日チームを強くしていくためにね。
あのファンの抗議活動は、自分にとってはとても心苦しいものだ。
アーセン・ヴェンゲル監督はこのクラブにエミレーツ・スタジアムをもたらした。そしてこの仕事を21年間続けてきたんだ。
彼はこの本拠地を、選手たちを、そしてクラブのプレースタイルを作り上げてきた人物なんだ」
(君の将来について?)
「今それを伝えることは出来ないんだ。シーズンが終わるのを待たなければならない。
いつも言ってきたように、それは僕だけが決められることじゃない。クラブが決めることだ。彼らが好むのか、好まないのかという話だ。
僕は同じことを言ってきたよ。チームのためにベストを尽くそうとするだけだ。ゴールを決めて、勝利するために。そして、最終的にどうなるかは様子を見ていこう」