24日、フランス・リーグアンのモナコは「アンデルレヒトからベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスを獲得した」と発表した。

2013-14シーズンに16歳でデビューを飾って以来、アンデルレヒトの中心的なMFとして活躍を見せてきたティーレマンス。

世界でも屈指の若手選手として評価され、数々のビッグクラブから関心を受けていると言われていた。

しかし今夏、彼が移籍することを決めたのはフランスの王者モナコであった。移籍金については2300万ユーロ(およそ28.6億円)+ボーナス最大200万ユーロ(およそ2.5億円)であると伝えられる。

これはベルギーリーグから移籍したベルギー人選手としては最高額となり、マルアヌ・フェライニの2200万ユーロ(およそ27.3億円)を超えるものである。

しかし、なぜ彼はモナコを選んだのか?『RMC』のジャーナリストであるモハメド・ブハフシ氏は以下のように語っている。

モハメド・ブハフシ

「モナコに移籍したティーレマンスは、マンチェスター・ユナイテッドを断った。

彼は偉大なクラブに加入する前に、その中間にある場所でステップを踏むことを望んでいたからだ」

一足飛びで進むことよりも、徐々に階段を上がっていこうとしているらしいティーレマンス。モナコで活躍を見せ、その価値を高められるか?

なお、モナコはこの獲得でベルナルド・シウヴァ、あるいはティエムエ・バカヨコのどちらかを放出するのではないかと言われている。

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