シーズン終了後にルーカス・ポドルスキがJリーグへと移籍することになっているガラタサライ。残りは2試合だ。そんななか、『Daily Sabah』が気になる話題を伝えている。
Galatasaray becomes first Turkish team to drop ‘arena’ from stadium name upon Erdoğan’s callhttps://t.co/L6ZgJN8Yi1
— DAILY SABAH (@DailySabah) 2017年5月27日
それによれば、ガラタサライはトルコで初めてスタジアム名から「Arena」の文言を取り除くクラブになるとのこと。
これはトルコのエルドアン大統領に要請に基づくものだそう。なんでもトルコの言語を守るべく、死や残忍性を反映した言葉をスタジアム名から除外せよ、という命令があったという。
ガラタサライは5月27日の取締役会でスタジアム名の変更を決定。これまでは「トルコ・テレコム・アリーナ」だったが、今月29日からは「Ali Sami Yen Sports Complex Türk Telekom Stadium」という名称になるとのこと。
エルドアン大統領は国内の全てのスポーツスタジアムから「Arena」の文言を取り除くようにスポーツ大臣に命じていたそうだ。英語の「Arena」には闘技場なども意味もあるが、こう述べていたという。
レジェップ・タイイップ・エルドアン(トルコ大統領)
「私は“Arenas”には反対だ。そのなかで何が行われているか知ってるだろう?
そこで人々は(動物によって)体をバラバラにされた。
私は大臣に指示を出した。我々はスタジアムから“Arena”の文字を取り除くだろう。
我々の言語にそのようなものは存在しない」
ローマ時代に闘技場で行われていた野生動物による囚人の公開処刑などに言及していたようだ。また、トルコは自分たちの言語を啓発する必要があるとも強調していたという。
そして、この大統領からの命令に従い、最も速い対応を見せたのだがガラタサライだったようだ。
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