先日、ローマでのラストマッチを戦い終えた王子、フランチェスコ・トッティ。

そんななか、かつてセリエAで凌ぎを削った選手がある秘話を明かした。インテルやパルマ、ユヴェントス、フィオレンティーナなどでプレーした元ルーマニア代表FWアドリアン・ムトゥだ。

彼はSNS上でこう明かした。

アドリアン・ムトゥ

「僕のアイドルのひとりが引退した。

世界最高の10番のひとりであり、その一流さやスタイルだけでなく素晴らしいゴールによって、僕は子供の頃に影響を受けた。

フランチェスコ、あなたと対戦できたことは名誉だった。

選手として(トッティについて)ネガティブなことを言える者などいない。

実際、自分が今後もずっと覚えているであろう話を教えるよ。

僕がローマ移籍に近づいた夏のことを覚えてるかな?

ある日、フランチェスコが電話してきてこう言ったんだ。

『アドリ、僕は年間100万ユーロ(現レートで1.2億円)の減俸を受け入れて、それをフィオレンティーナに渡す。そうすれば、僕らは一緒に攻撃陣を形成できる。来たくないかい?』

正直、その瞬間はNoと言えなかったよ。トッティがそんなことを言ってくれている時にどうしろっていうんだい?」

ムトゥがフィオレンティーナに所属していたのは、2006~2011年。その当時、トッティは自らの給与を差し出すので、ローマに来ないか?と誘っていたようだ。

結局、それが実現することはなかったが、トッティ本人からの勧誘にムトゥの心は揺れていたようだ。