『ESPN』など各メディアは28日、「ローマでの最後の試合を終えたフランチェスコ・トッティは、サポーターに感謝のメッセージを述べた」と報じた。
今季限りでローマとの契約が満了となる「プリンシペ」トッティ。デビュー以降全ての時間を過ごしてきたクラブとの別れを迎えた。
オリンピコに詰めかけた多くのサポーターを名残惜しそうに眺めながら、トッティは以下のようにコメントを述べたという。
フランチェスコ・トッティ
「僕は怖い。皆の助けが必要だ。終わりを告げる準備ができていないんだ。
我々はここにいる。時はやってきた。残念ながら、一生来ないで欲しかった時がやってきてしまったんだ。
この数日僕について語られたことは、なんと素晴らしいものだったのだろうか。
皆が僕を支えてくれた。難しい時間にも後押ししてくれた。そして、全ての人に感謝を言いたい理由はそれなんだ。
僕は狂ったように泣いたよ!こんな25年間を忘れることはできない。皆に感謝する。自分にとって、簡単なものじゃなかったとしてもね。これらの時間がどのようなものであったか、妻には話したよ。
母と父、兄弟、家族、そして友人も感謝したい。妻と3人の子供に感謝したい。
最初にそう言いたかった。なぜなら、彼らがいなければこんな結末は迎えられなかっただろうからね。
この28年間を少ない言葉で表現するのは不可能だよ。歌や詩で表現したいけど、僕はそれがヘタでね!この足で自分自身を表現しようとしたんだ」