『ESPN』など各メディアは30日、「マンチェスター・シティの会長ハルドゥーン・アル・ムバラク氏は、セルヒオ・アグエロの放出を否定した」と報じた。
今季ジョゼップ・グアルディオラ監督の戦術の下で苦戦した選手の1人が、シティのエースであったアグエロである。
後半戦で加入したガブリエウ・ジェズスのインパクトは大きく、アグエロは一時期レギュラーを失ってしまっていた。
しかしライバルの怪我もあって終盤では再びゴールを決め、チームの勝利に貢献するなど評価を戻している。
それでも退団の噂は流れており、メディアではその移籍先についての報道もいくつか見られている。
しかしアル・ムバラク会長は以下のように話し、今後の戦いを考えれば放出することはあり得ないと語った。
ハルドゥーン・アル・ムバラク
「私は多くの憶測を読んできたが、それらは全く馬鹿げたものだ。
セルヒオ・アグエロは世界でも最高の選手の1人だ。我々は、戦っている大会全てを勝利しようという野心を持ったチームなのだ。
アグエロがチームにいて、役割を果たしてくれることは、絶対的に必要なものなのだ。決して疑う余地はない」
(ヤヤ・トゥレの今後について)
「ヤヤ・トゥレは今年もチームに貢献できるところを見せてくれた。彼はこの6年間クラブの成功を助けてくれた選手の1人だ。
ペップは彼に大きな信頼を持っている。それは今年明らかになった。だからヤヤは今後も共に戦い、旅を続けてくれることを願っているよ」
(成績について)
「通常の状況では、トロフィーなしでシーズンを終えることはとても残念なものだが、そうではない。本当に違うのだ。
チームとしてどのように発展するか。ペップがどのように掌握し、自然な成長のサイクルをスタートさせたか。それにとても興奮している。
我々はこの9年間でいくつかのサイクルを経験してきた。今はその一つの真っ最中だ。しかし、誰もがどこに向かっているか分かっている。
私は大きな自信を持っている。正しい方向に進んでいるということにね」