浦和レッズは31日、AFCチャンピオンズリーグのラウンド16、2ndレグで済州ユナイテッド(韓国)と対戦し、延長戦の末に3-0で勝利。2戦合計3-2で準々決勝進出を決めた。

先週の1stレグで0-2と敗れた浦和。2点以上の得点が必要という厳しい状況でこの一戦を迎えたが、閑散としたアウェイ戦と打って変わり、大観衆の声援を背中に受け、前半から攻勢をかける。

18分、柏木陽介のフリーキックを興梠慎三が頭で合わせ先制すると、33分、その興梠のパスを受けた李忠成が角度のないところからシュートを流し込み、前半のうちにアグリゲートスコアで追い付く。

後半、浦和は相手陣内でプレーしつつ失点も警戒したことでゴールは生まれなかったが、90分終了を前に、済州の選手が2枚目のイエローカードを受け退場。数的にも優位に立つ。

そして延長も後半に入った114分、高木俊幸の左サイドからのクロスに森脇良太がファーサイドに飛び込み、浦和が勝ち越しに成功!

残り時間をしっかり守り切った浦和はこの試合を3-0で勝利、2戦計3-2で済州を退け、大逆転でACL8強入りを決めた。

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