5月26日にリリースされたadidasの新スパイク、『NEMEZIZ (ネメシス)』。

アジリティを追求し、バンデージテープ構造をadidas史上初採用したモデルは、リオネル・メッシの着用スパイクとしても話題だ。

その気になる新スパイクについて、メッシ同様このスパイクを着用する日本の武藤嘉紀が語っていたので紹介したい。やっぱりプロ選手の言葉は気になる!

「フィット感が違いますね。(これまで履いていた)『エース』よりも、スパイクが足を包んでくれている感覚があります。また“中ズレ”がないので、自分の思った動きがそのままできるスパイクだと感じています」

「本当に自分に合ったスパイクというのはそんなにないんですけど、『ネメシス』に関しては、来たなと。自分のプレーに合っているし、自分の足にも合っている。自分の良さが最大限に引き出せるスパイクだという実感を得ているので、今までの自分よりもさらにゴールなどの結果を出すところを見せたいと思っています」

と、『ネメシス』がかなりお気に入りの様子の武藤。どうやらadidas側も、プレースタイル的に日本ではまず武藤に履いてもらいたいと考えていたようだ。

この一年、大きな怪我もあった武藤だが、シーズン終盤にはチームを残留へ導く決勝弾を記録など見事に復活。その陰にはやはり夫人や昨年誕生した子どもなど家族の支えがあったようで、今回のインタビューでも「もし自分が一人だったら立ち直れてなかったんじゃないかと思うことがあります」と語っている。

ロシアワールドカップまであと1年。予選突破に向けて着実に前進している日本代表だが、目標は何と言っても本大会で結果を出すことだ。そのために期待される選手の一人として、武藤はまずハリルJAPANへの復帰を目指す。

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