韓国で行われているU-20ワールドカップはいよいよ佳境。
準々決勝に進出する8チームが決定し、4日からはいよいよベスト8がスタートする。
日本が敗れたベスト16では優勝候補の筆頭であったフランスが敗退するなどの波乱があったが、他にも世界を驚かせたチームがいた。
アフリカ代表のザンビアだ。
#U20WC | FT
Zambia slide in to the quarter-finals for the first time with dramatic victory AET pic.twitter.com/PedHvmjCJR
— FIFA.com (@FIFAcom) 2017年5月31日
U-20アフリカ選手権で優勝し、5大会ぶり3回目の出場を決めたザンビア。
グループステージではC組を首位で通過すると、ベスト16で強豪ドイツと対戦し、なんと4-3という激しいスコアの末勝利を収めたのだ。
試合はドイツに先制を許す苦しい立ち上がりだったが、後半に入ると一気に逆転。なかでも68分に生まれた逆転弾が強烈だった(「YouTubeで見る」からご覧ください。00:29から)。
細かいパス交換からFWファッション・サカラが右サイドを駆け上がり、シュート!
角度がなかったことから対応するのはそれほど難しいようには見えなかったのだが、GKスヴェン・ブロデルセンは反応できず…。静止画で見るとGKの手元で鋭くブレ、急激にボールが伸びているように見える。
ボールは全く回転しておらず、どうやら空気抵抗を受けていたようだ。恐るべし、アフリカンパワー…。
ドイツを蹴落とし、初のベスト8に進んだザンビア。準々決勝ではイタリアと対戦する。