先月末に始まったトゥーロン国際大会も10日に決勝戦が行われ、イングランドの2大会連続6度目の優勝で幕を閉じた。
🏆It's over ! @England clinch the @TournoiToulon 2017 title !🏆
🦁England 1-1 Ivory Coast 🇨🇮 (5-3 pen)
Goal : @DRBrooks15 (14'), Loba (80')
— Toulon Tournament (@TournoiToulon) 2017年6月10日
日本と同じA組を無敗で首位通過し、準決勝でスコットランドとの英国対決を制したイングランド。決勝の相手はB組を首位で突破すると、準決勝ではチェコを撃破したコートジボワールだ。
イングランドは14分、デイヴィッド・ブルックスのゴールで先制に成功する。しかし、前半アディショナルタイムに獲得したPKを相手の守護神エル・ハジ・ダンテに防がれると、後半は劣勢を強いられる。
押し込まれる中で17歳のGKライアン・スコフィールドの好セーブによって難を逃れていたが、試合終了間際、今度はコートジボワールに痛恨のPKを献上。これをアケ・ロバに決められ、土壇場で同点とされてしまう。
同大会に延長はなく、試合はPK戦へ。イングランドにとっては嫌な雰囲気の中でのPK戦となったが、ここでもスコフィールドがコートジボワールの4人目のシュートを足でブロック。一方のイングランドは5人全員が成功し、勝敗は決した。
.@England players lift the @TournoiToulon trophy ! 🏆🏆🏆🏆🏆 pic.twitter.com/LzVQwWzBfE
— Toulon Tournament (@TournoiToulon) 2017年6月10日
長い歴史を持つトゥーロンで連覇を成し遂げたイングランド。
現在、U-20ワールドカップが韓国で開催されているが、こちらに派遣したチームも決勝へ進んでおり、11日にベネズエラと大会初優勝をかけて対戦する。
ユース年代の育成が成功していることを、確かな結果で示している。A代表は期待を裏切り続けているが、近い将来、彼らの黄金時代が到来することになるのだろうか。
なお、今大会の最優秀選手には、この試合で先制ゴールを決めたデイヴィッド・ブルックスが選出されている。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」