10日、『Tuttomercatoweb』など各メディアは「ACミランは、UEFAから新しい経営計画を提出するよう求められている」と報じた。
先日中国人オーナーのリー・ヨンホン氏が就任したミラン。まだ移籍マーケットが開く前でありながら、既にマテオ・ムサッキオ、フランク・ケシエ、リカルド・ロドリゲスを獲得している。
さらにルーカス・ビグリアやアンドレア・コンティ、ケイタ・バルデ・ディアオなど多くの選手と噂になっており、どんどん支出を重ねている。
先日経営についてUEFAと話し合っていることを公式サイトで言葉足らずに発表していたミランであるが、報道によればやはり経営計画の持続性に対して疑問が投げかけられているようだ。
ミランはオーナーが変更されたあとに計画を提出したものの、UEFA側はそれを十分なものではないとして認めず、さらなる明確化を求めたという。
それを受けてミラン側は計画を一旦撤回し、10月に一新したものを再提出する予定であるとのこと。
UEFAが指摘しているのは、
- 新しいオーナーの経済的な持続可能性が担保されていない
- マーチャンダイジングセールス(商品販売政策)の数字が過大評価されている
の2点であるとのことだ。
UEFA側はミランの買収に関して「不可能な数字が使われている」と懸念を表明しており、そのために計画の修正を指示したという。