『Toro』は14日、「ACミランは、トリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティ獲得に向けて総額8000万ユーロ(およそ97.8億円)のオファーを送った」と報じた。
記事によれば、ミランはトリノの首脳陣と14日に会談を行い、アンドレア・ベロッティの獲得の可能性を打診したという。
トリノはベロッティに1億ユーロ(およそ122.2億円)という契約解除条項を設定しており、非常に高額であると言われている。しかもこれは海外のクラブだけに適用されるとも。
しかし、ミランはニコラ・カリニッチの交渉がうまく進んでいないことから、ベロッティの獲得にこれまで以上の力を注いでいるとのこと。
記事によれば、ミランが提示しているのは、手数料2000万ユーロ(およそ24.4億円)で1年の期限付き移籍+6000万ユーロ(およそ73.3億円)の買い取り義務という驚愕の条件であるという。
ミランは他にもクリスティアン・サパタ、エンバイ・ニアング、ジャンルーカ・ラパドゥーラの譲渡という選択肢も考えているとのことだが…。
なお、ベロッティがミラニスタであることは有名であり、加入できること自体は夢の実現でもある。
なお、ミランの他の移籍についても進展があるようだ。
ルーカス・ビグリアに関しては、ラツィオが2500万ユーロ(およそ30.6億円)以下のオファーでも受け入れる方針を示し、ミランの入札を待っている状況だとのこと。
また、エヴァートンのGMスティーヴ・ウィルシュ氏とも会談を行っており、昨季所属していたジェラール・デウロフェウを買えないかどうか議論しているという。