『SBS』は25日、「パース・グローリー入団が決まったミッチ・ニコルスは、逮捕された後引退を考えていた」と報じた。
欧州への移籍を希望し、今季限りでウェスタンシドニーを退団したニコルス。しかし5月に1.1gのコカインを所持していたことで逮捕された。
元C大阪のM・ニコルス、コカイン所持で逮捕 https://t.co/OVn6YFU337
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年5月17日
実刑は免れたものの連盟から4試合の出場停止処分を受け、欧州移籍も断念。先日古巣のパース・グローリーに加入することが決まり、Aリーグで再挑戦することになった。
彼は今回の事件に対して以下のように話し、一時は全てが終わったと思ったと心境を明かした。
ミッチ・ニコルス
「逮捕されて、裁判所に行く。僕の顔がニュースで流れ、母に電話をかける。決してやりたいとは思えないものだ。
大きなレッスンであったし、いくつかの意味で僕にとっての重荷になるだろう。決して繰り返してはいけないものだ。
今、人々は僕のことを違った目で見ている。サッカーとは違うところで。それは良い感覚ではない。
とても厳しいものだ。僕はそれを受け止めて、人々に証明しなければならない。この事件から学んだこと、そして新たな歩みを始めたことを。
良い態度をとっていたことが、最悪の事態を免れられた理由になった。犯罪歴がつけば、旅行することも出来ないし、海外にもいけない。今後の人生にも大きな影響を与えただろう。
自分にとっての目覚ましになった。そして、サッカーはそれからすぐに離れることを促してくれる。
僕は家族や友人、そしてサッカーファミリーに謝りたい。
サッカーの話をしてもらわなければならない。この事件で記憶されたくない。ピッチから離れても、正しい生き方をしなければいけない。
あの時、全てが終わったかと思った。再びプレーできるかどうかも疑問に思っていた。サッカーは僕から離れていった。それは自分のせいだった。
そんな時にチャンスを与えてくれたパース・グローリーには、大きな借りがある。僕にとって最高のものだと感じた」