横浜F・マリノスに所属するクエンテン・マルティノスの故郷が、快挙を成し遂げた。

25日、カリビアンカップ2017の決勝戦がマルティニークで行われ、ジャマイカを2-1で下したキュラソー代表が大会初優勝を果たした。

カリブ王者を決めるカリビアンカップは2年に一度開催されており、成績上位のチームにはCONCACAFゴールドカップの出場権が与えられる。

今大会は今年1月までに3次予選が終わり、準決勝に駒を進めたキュラソー、ジャマイカ、仏領ギアナ、マルティニークの4チームがゴールドカップの出場権を獲得。決勝大会は、Aマッチデーのこの時期に行われることとなった。

準決勝で地元マルティニークを破ったキュラソーは、決勝で前回王者のジャマイカと対戦。

10分、エルソン・ホーイのゴールで先制すると、82分に一度は追い付かれたものの、その1分後に再びホーイが勝ち越しゴールを決め、大会6度の優勝を誇るカリブの強国を退けた。

キュラソーはまだオランダ領アンティル諸島と呼ばれていた時代の1989年に4位を記録しているが、それが最高成績。現在の名前に変わって約7年ほどで、早くもカリブの頂点に立った。

彼らは来月7日に開幕するゴールドカップにも初出場する予定だ。

クコ・マルティナ(サウサンプトン)、レアンドロ・バクーナ(アストン・ヴィラ)、エロイ・ローム(フィテッセ)ら、欧州最高峰のリーグで活躍するタレントを抱える彼らは、さらなる大舞台でも旋風を巻き起こすことができるだろうか。

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