先週末に開催されたJ1第16節。

ベストアメニティスタジアムで行われたサガン鳥栖対浦和レッズの試合は、2-1でホームの鳥栖が勝利した。

鎌田大地のラストゲームということで、是が非でも勝点3が欲しかった鳥栖。そんなチームに先制ゴールをもたらしたのは、ベルギーから帰ってきたあの男だった。

0-0で迎えた65分、鎌田からのコーナーキックに小野裕二が倒れ込みながら頭で合わせ、先制点をマークした。

積極果敢なドリブル突破やシュート技術で10代の頃から高い評価を得ていた小野。

身長170cm、体重69kgという身体はサッカー選手の中では小柄であり、試合後には記者から「珍しい頭でのゴールだと思いますが?」という質問を受けたという。

しかし、これに対して小野が返した言葉はやはり気持ちの強さを感じさせるものだった。