『Mirror』は8日、「元エヴァートンのウェールズ代表DFケヴィン・ラトクリフは、ウェイン・ルーニーの加入が失敗に終わる可能性を示唆した」と報じた。
1980〜92年にエヴァートンで348試合に出場したラトクリフ。84年からは7シーズンに渡ってキャプテンを務め、チームを数々のタイトルに導いた。
現在は解説者を務めている彼は、古巣エヴァートンがウェイン・ルーニーの獲得に動いていることに疑問を呈し、失敗する可能性が高いと指摘した。
ケヴィン・ラトクリフ
「私はよくわからない。ウェイン・ルーニーはどこに収まるというのだ?不思議だ。彼はどこでチームに入ってくるのだ?
彼はまだとても良い選手ではあるが、エヴァートンのどこに入っていくのか?
ロナルト・クーマンはプレッシング・ゲームを好む。私は今のウェイン・ルーニーにそれが出来るとは思えない。
彼はまだ素晴らしい嗅覚とパスセンスを持っている選手だが、エヴァートンが求めているスピードに適応できないかもしれない。
かつてエヴァートンがポール・ガスコインを獲得した時のことを覚えているよ。彼は晩年だった。悪くはなかったし、ファンの喜びのために契約したと思う。
人々をそれに興奮させ、スタジアムに来てくれるようにする必要があった。
しかし、今はそうではない。これは、監督よりもクラブのほうが大きな力を発揮したのではないかと疑っているよ」