第22節終了時点でJ2の首位を走る湘南ベルマーレ。

インテンシティの高さを感じさせるサッカーは湘南の持ち味だが、それでいて時折見せる「トリックプレー」も楽しみの一つだ。

そんな湘南は先週末、アウェイで大分トリニータと対戦。

キックオフ早々、相手を欺くプレーでチャンスを作った(00:11から)。

3分、早くもコーナーキックを獲得した湘南。

DF杉岡大暉がセットしモーションに入るのだが、なんとボールを跨いでペナルティエリアの方向へダッシュ。すると近くにいたアンドレ・バイアがすぐさまボールを蹴り、ファーサイドにいた山根視来へと合わせたのだった。

杉岡が一度ボールを蹴ろうとしたことで、ゴール前にいた湘南の選手たちは一斉にファーサイドからニアサイドに向かうような動きをしていた。

これによってファーサイドに大きなスペースができ、アンドレ・バイアはそこを狙い山根はそこに走り込んだ形。明確な意図を感じる計算されたトリックプレーである。

結局ゴールにはならなかったものの、確実にシュートまで持ってくるのだからよほど練習されたプレーなのだろう。

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