2014年のブラジルワールドカップにおいて、イタリア代表メンバーの一員だったFWアレッシオ・チェルチ。
当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった彼は2014年9月にトリノからアトレティコ・マドリーへ移籍し、ビッグクラブに活躍の場を移した。だが、リーガではノーインパクトに終わり、ミランとジェノアへのローン移籍も不発。30歳になった今年、エラス・ヴェローナへと完全移籍した。
『Gazzetta dello Sport』によれば、チェルチはアトレティコへの移籍についてこう述べたという。
アレッシオ・チェルチ(エラス・ヴェローナFW)
「あの話は最初から酷いものだった。
何の準備もなく、俺は9月1日にマドリッドにやってきた。トリノの手続きが遅れたからね。
そして、多くのことが起きた。でも論争のネタは提供したくない。
もし過去に戻れるなら、アトレティコには行かないだろう。
あの決断によって酷い代償を支払った。
個人的にあまりに多くのものを失った…僕のことを愛してくれて、スペイン行きは間違った判断だと説いてくれた多くのトリノファンからの愛情もね。
(あの時の)自分はチャンピオンズリーグでプレーし、キャリアアップしたかったんだ」