CSKAモスクワの守護神といえば、GKイーゴリ・アキンフェエフ。
弱冠18歳にしてロシア代表デビューを飾ったこと、さらには本田圭佑のチームメイトであったことからその知名度は日本でも高く、CSKAモスクワのゴールマウスを長年守ってきた。
ロシア1部リーグを6度も制したそんなアキンフェエフだが、このほど11年間で初めてとなる出来事があったそうだ。
それは、UEFAチャンピオンズリーグにおける「クリーンシート」である。
Игорь #Акинфеев улучшил свой же рекорд по количеству «сухих» матчей в еврокубках https://t.co/wWiZx2CcBC pic.twitter.com/AfBfPCJx3J
— ПФК ЦСКА Москва (@pfc_cska) 2017年7月26日
ロシアの強豪ということで、CLの常連であるCSKAモスクワ。
当然アキンフェエフも多くの試合でゴールマウスを守ったのだが、どういうわけか最近は失点する試合が続いていた。
これまでのところ、2006-07シーズンのグループステージ第4節アーセナル戦を無失点で切り抜けて以降、43試合連続で相手チームにゴールを許していたというから驚きだ(計77失点)。
しかし、CSKAモスクワは今月25日(火)に行われた予備予選3回戦のAEKアテネ戦で0-2と勝利。これにより、アキンフェエフはおよそ11年ぶりにCLの舞台でクリーンシートを達成したというわけだ。
11年の間、CSKAモスクワは予備予選やプレーオフラウンドで格下に値するチームと対戦したこともあったのだが、それでもどういうわけかアキンフェエフはクリーンシートを達成することはできなかったのだから驚きだ。