『Evening Standard』は30日、「アーセナルのDFペア・メルテザッカーは、引退後もクラブに残ると明言した」と報じた。
今季限りで現役を離れるメルテザッカー。慢性的な怪我に苦しみ、30代前半でスパイクを脱ぐと決断した。
その後はアーセナルのヘイル・エンド・アカデミーで監督を務める予定となっており、指導者としてのキャリアをスタートさせる。
彼は来年からの計画について以下のように話し、若い選手を導く役割を果たしたいと意欲を述べた。
ペア・メルテザッカー
「まず言えることは、このクラブに残るという点だ。
僕はここで自分のキャリアを終えることを決めた。加えて、ここで働くチャンスを得られた。若い人々を後押ししていきたい。
それは僕の道だね。引退という決断を下した理由でもある」
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「彼らがあのような形でプレーするのを見るのは嬉しいね。これからも毎日の練習で一貫性を見せなければならないよ。彼らを少しでも教育していけるのは、僕にとって楽しいことだよ。
彼らは導きを必要としているが、それはまだない。僕はキャプテンとしてそれをする立場にあると思う。
僕はまだピッチで彼らに影響を与えられる。褒めるだけではなく、疑問も投げかけていける。何かあるたびに彼らのことを思い浮かべているよ。
それは興奮できるし、僕にも還ってくるものだよ。しかし、大きなチャレンジにもなるだろうね」