『Sky』は9日、「チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、ネマニャ・マティッチの退団を嘆いた」と報じた。
今夏のマーケットでマンチェスター・ユナイテッドへ移籍することになったマティッチ。移籍金は4000万ポンド(およそ56.4億円)と高額であったが、補強が進んでいないチェルシーにとっては大きなダメージとなった。
アントニオ・コンテ監督はメディアに対して以下のように話し、狂ったものを受け入れる必要があると苦々しく語ったという。
アントニオ・コンテ
「ネマニャ・マティッチは、私が彼についてどのように思っているかをよく知っているはずだ。
私にとって重要なのは、彼がどんな選手であるかだ。本当にいい選手だった。トッププレーヤーだった。チームにとってとても重要だった。
しかし、時に狂った移籍マーケットを受け入れなければならないこともあるのだ。
そして、時には私とは違った決断を受け入れなければならないこともある。
ただ、彼の移籍は絶大な損失だよ。我々にとってはね」
また、チェルシーの新キャプテンとなったギャリー・ケイヒルも以下のように話し、彼とプレーすることで大きな利益を得てきたと嘆いた。
ギャリー・ケイヒル
「僕にとっては、マティッチは本当のトッププレーヤーであり、素晴らしい選手だった。
マティッチが自分の前でプレーしている時、彼がどんなにいい選手か、どれだけ利益を得ているか気づくことになるよ。ボールを持っているときでも、そうでないときでもね。
彼の移籍は巨大な損失だ。それに間違いはないよ」