浦和レッズ自慢の3トップ、“KLM”。

興梠慎三(K)、李忠成(L)、武藤雄樹(M)の頭文字を取ってつけられた愛称であり、Jリーグでも屈指の得点力とコンビネーションを誇る。

そんな魅惑の3人が抜群の連携からゴールを奪った!

先週末に行われたJ1第23節のFC東京戦、1-1で迎えた30分…

柏木陽介が縦パスを入れると、ここからダイレクトプレーの連続!

李が落とし武藤がフリックすると、ここに飛び込んだ興梠がファーサイドにシュートを流し込みこれがゴールに。実況を務めた下田恒幸氏の言葉にあるように、まさに「KLMが繋がった」瞬間であった。

ラファエル・シルバに加入により、今季は結成する機会が減った印象のあるKLM。しかし、揃って出場すれば結果を残すことを証明してみせた。

興梠によれば、試合前に3人で「そろそろフリックを入れていこうか」という話をしていたよう。

「この3人が一番長くやっている」と振り返り、「分かり合えているということもあったので、『今日は失敗してもいいからチャレンジしてみよう』ということも試合前から話していた」と試合後に語った。

また、武藤もこの得点について「久しぶりにしっかり崩せたと思うし、特に2点目は3人の距離感が良かったからこそのゴールだったと思う」と手応えがあったことを明らかにした。

なお、この日は興梠の2ゴールで浦和が2-1で勝利。

興梠のJ1でのゴール数は15となったが、これはキャリアハイとなる。

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