『Gazzetta dello Sport』は24日、元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノのインタビューを掲載した。

サンプドリアとの契約が解除されて以来長くフリーの状態だったカッサーノは、今夏エラス・ヴェローナへの入団が決定した。

しかしそれからすぐに退団を発表し、それを撤回した後に再び退団、さらに現役引退の意向を表明した。

彼はその選択について以下のように話し、まだ現役復帰の可能性もあると匂わせた。

アントニオ・カッサーノ

「474日間プレーしていない。これは多すぎるね。ジェノアとのダービーは昨年5月8日だ。随分昔だね。

僕は自分にデッドラインを設定したんだ。もし9月までにオファーがなければ、引退しようとね。

エージェントがいないから、僕へのコンタクトの方法を知っている誰かがいればという形だった。

どこかのチームが僕を説得できたか?ヴィルトゥス・エンテッラとカリアリの他には、現状では誰もいないね。

エンテッラのゴッツィ会長とはいい関係がある。1月には握手もしたんだ。しかしセリエBでプレーしようとは思わなかった。それを説明して、彼も納得してくれたよ。

僕は彼に改めて感謝したいんだ。理解してくれたからね。ただ今、僕は準備ができている。

エンテッラをセリエAに導くことは夢のようなことだ。カリアリでは、フィットネスコーチのティバウディと関係がある。彼は僕を指導する方法を知っている人物だ。

それはそれとして、僕はサルディーニャ島(カリアリの本拠地)と、そこにいる人々を愛している。毎年休暇で訪れるよ。カリアリのジュリーニ会長とはお互いに尊重しあっているし、愛情がある」

「陸に上がった魚のようだった」