吉武博文氏率いる「96ジャパン」のエースとして活躍し、2012年のAFC U-16選手権でMVPに輝いた杉本太郎。
今季は徳島ヴォルティスで中心選手として躍動しており、最多タイとなる全30試合に出場している。
そんな杉本は先週末に行われたモンテディオ山形戦に先発出場。視野の広さを感じさせるスルーパスで、先制点を演出した(01:17から)。
センターサークル付近でボールを受け取った杉本。
相手選手のプレッシャーがないのを確認すると右足を振り抜き、相手DFの背後にスルーパス!ボールはDFとGKのちょうど間に通り、上手く走り込んだ渡大生がこれを冷静に押し込み徳島が先制した。
この時山形の守備陣形は比較的整っており、破綻は見られなかった。
しかし、流石は当世代でも最高峰の技術を持つ杉本である。相手センターバックの間にわずかな“門”を見つけると、渡にちょうど届くパスを通してみせた。山形としてはもう少しプレッシャーに行くべきではあったが、これだけのパスを通されれば防ぐ術なし…?
なお、試合は1-1で終了している。
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