リカルド・ロドリゲス監督の下、再起を図る徳島ヴォルティス。
一時は5試合連続で勝利から見放されるなど順位を下げていたが、現在のところ5戦負けなしで昇格プレーオフ圏内の4位にまで浮上している。
そんな徳島は先週末、ホームで京都サンガと対戦。62分にあげたチームの先制点は美しい連携から生まれた。
後方から杉本太郎に縦パスが入ると、そこから徳島の選手たちはダイレクトパスの連続で京都を翻弄!
前川大河、島屋八徳が有機的に絡み、最後は島屋のパスに反応した杉本が抜け出しファーサイドにシュートを沈めた。
島屋と杉本は新加入選手だが、ともにこうした流動的な動きを得意とする選手だ。島屋は昨季レノファ山口で何度もこのような美しい連携を見せており、杉本もこうしたプレーが評価され2012のAFC U-16選手権でMVPに輝いた。
徳島が好調の要因は、こうした的確なスカウティングにあるのかもしれない。なお、試合は1-1で終了している。