J2でスペクタクルなサッカーを展開しているFC岐阜。
最大の特徴なボールを細かく繋ぐスタイルで、先週末に行われた京都サンガ戦でも美しいパスワークからゴールを奪っている。
そんな岐阜の特徴がよく出ている得点シーンが先月の天皇杯にあった。
6月21日(水)に行われた2回戦の徳島ヴォルティス戦、35分に決まったゴールがこちら(01:04から)。
敵陣でのスローインから…パスを繋ぐ!繋ぐ!繋ぐ!
一度はボールを下げた岐阜だったが、フィールドプレーヤーのほぼ全員が触る形でボールを繋げていく。
20本以上のパスを経てペナルティエリアの近くにまで進入すると、最後はMFシシーニョが強烈なミドルシュートを突き刺した。
先制点も、左右を広く使ったパスワークから生まれている(00:20から)。
3-0という勝利に大木武監督も「ゲーム内容も悪くはない」と振り返ったが、「前半あれだけチャンスがあった中で3点目を決め切れなかったところ。やっぱりそこがリーグ戦で勝ち切れない理由なのかな」とコメントしていた。
徳島を3-0で下した岐阜であったが、3回戦ではサンフレッチェ広島に1-2と惜敗。このラウンドでの敗退が決定している。