大木武監督の下、アタッキングサッカーを展開しているFC岐阜。

ここまで2分2敗と白星から見放されているが、J2第3節の松本山雅戦では925本のパス数をマークするなど、戦い方に確実な変化が出ている。

そんな岐阜は先週末、ホームで横浜FCと対戦。

0-0で迎えた16分、フリーキックのチャンスでこんな意外なプレーを見せた。

ホイッスルが鳴ると、風間宏矢が右手をあげボールを蹴る素振りを見せるもスルー。

タイミングが上手く合わずやり直しをするかに思われたのだが、田中パウロ淳一がボールをちょこんと蹴りだし、庄司悦大とのワンツーからシュートを放った。

意表を突いたスタート、一瞬出だしが遅れた横浜FCの選手たち。

この場面では庄司とのワンツーで田中がシュートを放ったが、ひょっとしたら風間をフリーにさせる狙いがあったのかもしれない。

今季のJ2では湘南ベルマーレが開幕節でトリックプレーからゴールをあげており、松本山雅のようにユニークなセットプレーを取り入れるクラブもある。今季のトレンドの一つになるかもしれない。

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