終盤に差し掛かっている、2018年ワールドカップに向けた予選。

欧州ではグループIが大変なことになっている。5日(火)に行われた第8節の結果は以下の通り。

アイスランド 2-0 ウクライナ
コソボ 0-1 フィンランド
トルコ 1-0 クロアチア

EURO2016でベスト8入りを果たしたアイスランド、ベスト16入りのクロアチアなど実力派が揃うこの組。

首位を走っていたクロアチアがトルコに敗れたことで、このグループは混戦となった。

なんと、勝点差「2」の中に1位クロアチアから4位ウクライナまで4チームが混在しているのだ!

54の国と地域が9つのグループに分かれて戦う欧州予選。出場枠は全部で「12」あり、各組1位の8チームは無条件で本戦への出場が決定。さらに各組2チームのうち上位8チームがプレーオフに進出し、その勝者である4チームが出場権を手にする。

つまり、出場チームとしては上位2位以内に入ることが目標になってくるのだが、このグループIでは上位4チームに出場の可能性が残されているわけだ。これはどうなるか全く読めない…。

ちなみに、欧州予選は残り2節。対戦カードはこうなっている。

第9節

クロアチア 対 フィンランド(1位 対 5位)
コソボ 対 ウクライナ(6位 対 4位)
トルコ 対 アイスランド(3位 対 2位)

第10節

フィンランド 対 トルコ(5位 対 3位)
アイスランド 対 コソボ(2位 対 6位)
ウクライナ 対 クロアチア(4位 対 1位)

こうして見ると、最下位コソボとの対戦を残している2位アイスランドがやや優位か。しかし、仮に一方の試合に勝利してももう一方のゲームを落とせば順位は大きく変動するため、全く先が読めない状況と言えるだろう。

なお、欧州予選では勝点が並んだ場合、得失点差、総得点という順番で順位を決する。

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