この数年間、マンチェスター・シティのエースに君臨していたアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ。
だが、ジョゼップ・グアルディオラ監督のもとでは微妙にその立ち位置は変化している。『Dailystar』によれば、指揮官はアグエロに対して、アンタッチャブルな存在ではないという断固たるメッセージを送ったという。
ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)
「過去の監督たちのもとで決してローテーションされず常にプレーしていた選手がいたことは知っている。それは特別なものだ。何が起きようとも、その選手は常にスタメンに入っていた。
私は何度も言ってきた。彼は多くの試合でプレーするだろうが、プレーしないこともあると。私のもとでは、彼は昨季のようにプレーするだろう。多くの試合でね。
彼がフィットしていた時には、おそらく試合の9割でプレーしていたはずだ。特に重要な試合には常に出ていた。
我々は時に1トップでプレーすることもあるし、時にガブリエウ(・ジェズス)と一緒に、時に2トップで、時にはどちらもプレーしないこともあるだろう。
セルヒオもガブリエウもプレーしない時は、偽9番でプレーすることになるだろう。
見てみようじゃないか。それは私の“思慮のない”決断による。
選手たちはそこから学ばなくてはならない。彼らは全ての選手がプレーできるわけでなく、時にサブになることを学ばなくてはならないよ」
自分が指揮するチームでは誰もがローテンションされるので、選手として成長し、自らがアンタッチャブルではないことを受け入れろというものだったようだ。