『Times Live』は3日、「FNBスタジアムのCEOは、南アフリカ代表の試合のチケットが300枚しか売れていないことを明かした」と報じた。
ワールドカップアフリカ3次予選のグループDで4位となっている南アフリカ。しかし残り3試合で2勝以上すれば予選突破は可能である。
10月7日には首位ブルキナファソとの重要なホームゲームを行うことになっているが、どうやらチケットの売れ行きが非常に芳しくないようだ。
FNBスタジアムは2014年のブラジル戦で6万7000人以上のサポーターを集めたことで知られる巨大会場だ。
しかし、CEOを務めているジャックス・グロベラー氏は以下のように話し、チケットが全く売れていないことを明かしたという。
ジャックス・グロベラー(FNBスタジアムCEO)
「チケットは上手く売れていない。100ランド(およそ820円)を支払ってくれたファンには、ビールを無料でプレゼントする予定だ。
ブラジル戦が行われたとき、チケットは80ランド(およそ670円)から100ランドに上がった。当時の価格はまだ手頃だった。
しかしその後状況は変わった。我々はチケットを半額の50ランド(およそ410円)に変えることにした。
このような状況は、様々な点でプランに影響を与える。少なくとも2万人は集めたい」
8年ぶりのワールドカップ出場を狙う南アフリカは、今年夏に元広島、神戸のスチュワート・バクスター監督を招聘。しかし、サポーターの関心が徐々に薄れていることに危機感を抱いているようだ。