『Sunday Express』は8日、「アントニオ・コンテ監督は、英国での問題に悩まされたため、今季限りで帰国する予定である」と報じた。

昨年夏にチェルシーの監督に就任したコンテ監督。初年度からプレミアリーグ優勝を成し遂げるなど、輝かしい結果を残した。

しかし、クラブとコンテ監督の間には、夏のマーケットにおける意見の対立によって生まれた確執が残っているという。

クラブ側もコンテ監督が戦力外通告を行ったジエゴ・コスタの処遇に苦しんだこともあり、両者の亀裂は広がっているようだ。

実際コンテ監督は夏のマーケットでチームを離れることを考えていたと言われ、それを止めたのは契約に含まれている2000万ポンド(およそ27.59億円)の違約金条項だったとも。

ただ、それはすでに存在しないという主張をするメディアもあり、そのあたりの状況は不明である。

もし違約金条項が存在しないとなれば、コンテ監督は来年夏の段階でイングランドを離れ、イタリアに戻る可能性があるとのことである。すでに彼はインタビューで帰国の希望を明かしている。

『Express』によれば、すでにコンテ監督はチェルシーからの退任については決めており、条件が許せば帰国を選択するようだ。また、ACミランとインテルが彼の招聘に関心を抱いていることから、イタリアでの仕事には事欠かないという。

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