『The SUN』は23日、「チェルシーは現在トーマス・トゥヘル監督の招聘を検討している」と報じた。
昨季のプレミアリーグを制覇したチェルシーであるが、今夏のマーケットでは苦しい展開になった。
アルバロ・モラタやティエムエ・バカヨコ、アントニオ・リューディガーを獲得するも、ネマニャ・マティッチら実績ある選手がチームを去った。
チャンピオンズリーグでの戦いを見越して多くの補強を求めるアントニオ・コンテ監督と、ビジネス面での動きを重視するフロントとの間には亀裂が走っているという。
それもあってかプレミアリーグの開幕戦ではバーンリーに敗れてしまい、第2節のトッテナム戦でも昨季ほどの強さはなかった。
『Bild』によれば、既にチェルシーのフロントはコンテ監督の置き換えを考えており、ディレクターのマリーナ・グラノフスカヤはトーマス・トゥヘル氏に連絡を取ったとのこと。
昨季までボルシア・ドルトムントを率いていたトーマス・トゥヘル氏は、今夏チームを離れてフリーの状態となっている。
家族がロンドンへの移住に同意すればという条件で、トゥヘル氏はチェルシーを指揮することに前向きな返事をしたようだ。